クラウドファンディングサイト『Makuake』で、支援金額が1700万円を達成した大人気のゴミ箱「TAirX」が無事に到着しました!
このゴミ箱は何が凄いのかと言うと、なんと蓋の開閉からゴミ袋の入れ替えまで、すべてを全自動で行ってくれるんです!
「そんなゴミ箱無いやろ?」なんて思うかもしれませんが、本体には赤外線センサーを内蔵。下部には空気ファン。ゴミ袋は専用カートリッジ式と聞くとそのテクノロジーの凄さに現実味が出てくるでしょ?
今回はそんなドラえもんの秘密道具のような魅力を秘めた『未来型ゴミ箱』をがっつりとレビューしていきますよ!
- 本体サイズ 縦348mm 横284mm 奥284mm
- 容量 13.5L
- フタ自動開閉
- ワンクリック密閉
- 自動ゴミ袋セット
- オーバーロード機能
- 連続待機時間 約50日
外観と機能性のチェック!
ドドーンと構えるこのパッケージ、実は50cm×50cmとかなり大型になっています。
箱の置き場に困ることが多いのでもう少しコンパクトにしてほしかったかな?
- ゴミ袋内蔵カートリッジ
- 充電用MicroUSBケーブル
- 取扱説明書
付属品はゴミ袋が内蔵された交換用カートリッジ(約30回分)、充電用のUSBケーブルのみと至ってシンプルです。
交換用カートリッジは最初から本体にセットされているため、すぐに使い始めることができるようになっています。
初回起動時はゴミ袋が表面に張っているため、中央ボタンを長押ししてゴミ袋を広げるようにします。
構造的にはゴミ箱の底に吸気ファンが設置されていて、それが回転することで袋を吸い込みながら広げる仕組みです。
袋を張った状態でカートリッジを持ち上げるとゴミ袋が底面まで広がっていることが確認できますね。
本体の裏側は底面に電源スイッチとUSB充電端子があります。
フル充電で約1ヶ月半(約50日)使うことができるので充電頻度も低く快適に使えちゃいます!
もちろん充電中も使用可能です。
充電中は本体底面にある青色LEDがホタル球で点滅しますが、主張が激しくなく綺麗に光ってくれます。
充電が完了すると消灯するのでケーブルを外しましょう。
普段は密閉、手をかざすと開閉
本体の前面上部には赤外線センサーが内蔵されており、上部35cmほどの高さまでであれば手の動きを感知して自動的に蓋が開閉するようになっています。
ほぼ真上に手が来ない限りは反応しないので誤作動の心配も殆どありませんし、蓋を触る必要がないため衛生的に使えるのはこのご時世にはありがたいですね。
また、蓋は普段から密閉されているので臭いの強い食べ物の袋なども安心してポイッと出来ちゃうのも嬉しいところ!
開閉時にウィンウィンというモーター駆動による動作音がしますが、昼間なら気にならない程度で静音性も悪くありません。
また、上から見てもゴミ箱の内部が見える心配もないためビジュアル的にも見栄えがよく、お部屋のコーディネートを乱したくない場合にもオススメできます!
なお、蓋を開けっ放しにしたりマニュアルで操作したい場合は、本体中央の接触ボタンに一回触れることで自由に開け締めが可能です。
ゴミ袋の入れ替えもすべて全自動!
「TAirX」はなんとゴミ袋の入れ替えも全自動となっており、専用のカートリッジを使用することで約30回分のゴミ袋をボタン一つで密封化したり再セットが可能となっています!
専用設計のため通常のゴミ袋は使用できませんが、構造に合わせた設計によりゴミ袋の密閉から袋の再セットまでの面倒な作業を全自動化しているのです!
※引用:Makuake
操作は非常に簡単で本体上部にあるボタンを長押しすることで、熱線を利用して袋を切断。
カートリッジ内部は連続する長い筒状となっており、熱でゴミ袋を切断することで切り口を密封しつつ同時に切り口を次の袋の底面として使えるようにする仕組みです。
この一番手間の掛かる作業をボタン一つで全て自動で行ってくれるのは本当に便利で、もうシンプルに「ありがとう…!」とお礼を言いたい程キリキリと働いてくれます。
なお、カートリッジは使い捨てでゴミ袋が無くなると新たに購入する必要があるため、事前に予備としていくつか購入しておくのがお勧めです。
現在は公式WEBサイトのみの取り扱いとなりますが、後に各種ECサイトでも販売予定とのことです。
なお、白色半透明リフィルを使う際には以下の注意点があるようです。
①あまりにもゴミの量が少ない時には認識できず、ボタンを長押しした時にゴミ袋交換の合図と
勘違いし空気を送り込んでしまう。
②密閉後、自動ゴミ袋セットが始まるが黒色半透明リフィルより数秒ほど長く時間がかかる。
デメリットは赤外線センサーの誤作動
かなり使い勝手の良い「TAirX」ですが、いくつか弱点も出てきましたので記載しておきます。
まず、これは赤外線センサーを使用していることの弊害だと思うのですが、私が部屋でテレビのリモコンを操作していると「TAirX」が誤作動を起し蓋が勝手に開いたり閉じたりすることがよくあります。
他にも赤外線を用いたガジェット(VR用の外部センサーやVRコントローラー)にも反応してしまい、ゲームを遊んでいるとゴミ箱が勝手に動くポルターガイスト現象に…。
私はほぼ毎日VR等で遊んでいるので、これはかなり気になるポイントですね。
あと、ちょっとしたお菓子の袋の切れ端なんかを捨てるみたいな「ちょい捨て」がしたい時ってあると思うのですが、このゴミ箱は蓋を微調整で開けることができないので常に全開で開いてしまいます。
なお、昼間では動作音はそれほど気にならないと記載しましたが、人の寝静まった深夜帯ではモーター音だけが響き渡るのも気になる方はいるかもしれませんね。
駆動音は若干気になるが、ゴミ袋の入れ替えまで全て全自動なのは神!
いろいろと気になる点も書いてきましたが「TAirX」はゴミ箱としての完成度はかなり高く、特にゴミ袋の再セットアップなどの面倒くさい部分を全て全自動化してるのは他にはない唯一無二の特徴だと思います!
床掃除ロボットのルンバもそうですが、やはり全自動化というのは生活の質を一段高めてくれるマストアイテムと言っても過言ではないので、その内ゴミ箱の全自動化は「TAirX」が主流になるんじゃないかなっと個人的には思います。
クラウドファンディングってこういった革新的な製品がすぐに触れるのが良いですよね!
ドラえもんのひみつ道具のような「次世代型ゴミ箱」を体験してみたいという方は、是非チェックしてみることをオススメします!
なお、現在は『TownewJapan公式ショップ』のみで販売されていますが、後々はAmazonや楽天などでも取り扱いが開始されるようです。