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”マイクロフォーサーズのミラーレス一眼で小物を綺麗に撮影したい!”
このページに辿り着いたということは、あなたはきっとそんなお悩みを抱えていることでしょう。
『とりあえずミラーレス一眼を手にしたはいいけれども、次にどんなレンズを選べばいいのか分からない。』
僕は以前に家電量販店でカメラ担当をしていたので、よくお客さんからそのようなご相談を受けることがありました。
カメラの使い方は様々なサイトで紹介されていますし、説明書を見ればその操作方法も記載されています。
しかし、レンズに関しての説明はほとんどなく、結局のところ自力で情報を探すしかありません。
また、レンズの種類も単焦点レンズ〜望遠レンズまで幅広くありますし、値段も数万円のものから数千円のものまで千差万別。
結局どのレンズを買えばいいのかワケワカメの状態の方が非常に多いのです。
今回はそんな交換レンズにお悩みの方に向けて、元家電量販店のカメラ担当の僕がオススメする『小物やアクセサリーを撮影するのに最適なマイクロフォーサーズ交換レンズ』をご紹介していこうと思います!
全て自分のカメラで実際に使ってみてのレビューとなりますので、こちらの記事をしっかり読んで是非参考にして頂ければと思います!
小物やアクセサリーの撮影に重要な3つの要素
まず、小物などの撮影に必要となるレンズの要素をざっとご説明します!
- F値が小さいレンズ(明るいレンズ)
- 接写撮影ができるレンズ
- 焦点距離が遠すぎないレンズ
基本的に必要となるのが上記の3点です。
全ての条件が揃っていなくてもいいですが、なるべく3つの条件が揃うレンズを探すように意識してみましょう。
では何故この3つの要素が重要なのか、一つずつ詳しくご説明していきましょう。
■ F値が小さいレンズ
つまり、明るいレンズということが大切です!
レンズにはそれぞれ明るさ(F値)があることはご存知かと思いますが、小物やアクセサリーの撮影時にはレンズの明るさというのが非常に重要になってきます。
F値が小さいことのメリットとして有名なのが『背景がよくボケる』ことがあげられますが、今回重要なのはそこではありません。
明るいレンズということは、文字通り光を多く集めることが出来るレンズということです。
小物やアクセサリーを撮影するシチュエーションの多くは、ほとんどが屋内だと思います。
室内の光源の多くはLEDライトや蛍光灯になりますので、撮影環境としては圧倒的に光量不足になるケースがかなり多いのです。
この中でより多くの光を集めるためには、カメラ側は露出を上げてレンズは明るさを上げることしかありません。
ただし、カメラの露出は無理に上げると写真にノイズが乗るようになり、全体的にザラザラとした写真になってしまいます。
だからこそ、レンズの明るさでカバーしてやる必要があるわけです。
■ 接写撮影ができるレンズ
続いて重要なのが、接写撮影ができるレンズを選ぶことです。
接写が出来るレンズとは、つまりある程度近づいてもピントが合うレンズのこと。
いわゆる『マクロに強いレンズ』ですね!
小物やアクセサリーには小さい物が多く、通常のキットレンズではアップで撮影したくともピントが合わない場面が多く見られます。
かくいう僕も、ブログ用の写真を撮ろうとキットレンズで撮影しようとして失敗したクチです(笑)
標準レンズでは近づけても30センチ以上の距離がないとピントが合わない場合がほとんどなので、小物を撮影するレンズはなるべく最短撮影距離がなるべく短いものを購入するようにしましょう!
といっても、カタログ上のスペック表を見ただけではピンと来ない方も多いと思いますので、実際に僕が使ってみてオススメできるレンズを次の項目でご紹介していきます。
■ 焦点距離が遠すぎないレンズを選ぶ
最後の要点は、焦点距離が遠すぎないレンズを選ぶことです。
焦点距離というのは、いわゆる距離のこと。
【14-42mm F3.5-F5.6】
このようなレンズの場合は、14-42mmの部分が焦点距離になります。
一番近い場所が14mmで最大42mmまでズームできますよー。って意味ですね。
この場合は「42÷14=3」つまり3倍ズームのレンズです。
焦点距離があまりに遠すぎてしまうと、体感では常にズームがかかった状態になってしまうので撮影が難しくなるケースが多いです。
例えば【40-150mm F4.0-5.6】というこのレンズ。
このレンズの場合、最短の焦点距離が40mmで最大150mmまで撮影できるのですが、これは室内ではズームが効きすぎてしまいます。
つまり、室内での使用には適していないレンズということです。
特に小物やアクセサリーを撮影する場合はレンズの種類にもよりますが、最大でも50mm程度に留めておくのが望ましいでしょう。
カメラ担当の僕がオススメする小物撮影用レンズ!
小物の撮影において、上記の3点がいかに重要かということが分かって頂けたと思います。
では、それらを踏まえて僕がオススメする交換レンズを4つご紹介していこうと思います!
LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.
僕もブログアイテム関連の撮影によく使っているレンズです。
特徴としては、焦点距離が25mmという標準レンズに近いので非常に扱いやすい点。
そして、価格がリーズナブルでありながら、F1.7と驚異的な明るさを実現している点が大きなメリットです。
用途としては風景からポートレート、小物の撮影から夜景まで幅広く使える万能レンズ。
特にF1.7という明るさの恩恵が大きく、大きく背景をボカした写真や、暗いシチュエーションでもしっかりと撮影できます!
画質もカリカリで解像度も非常に高く、初心者でも扱いやすいレンズです。
接写はあまりできませんが、様々なシチュエーションに対応したレンズが欲しい方には超オススメの一本です!
詳しいレビューはこちらからご覧いただけます!
インスタ映えするオシャレな写真を撮るなら「LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.」が最適!簡単手軽にオシャレな写真が撮れるぞ!
LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH
こちらも先ほどのレンズと同様にF1.7という驚異的な明るさを誇る非常に扱いやすいレンズです。
先ほどのレンズとの違いは焦点距離で、25mmから20mmとより広角寄りになっているため、更に人物撮影やポートレート撮影時に常用できる仕様となっています。
あと、先ほどのレンズよりもかなり薄い設計になっており(俗に言うパンケーキレンズ)重量も軽く持ち運びもラクラク。
AF音も非常に静かなので静音性を重視したい方にもピッタリのレンズだと言えるでしょう。
ただし、ピントが合うまでに若干のタイムラグがあるので動体の撮影には向いていません。
また、こちらのレンズについてもそれほど接写はできませんので、ガッツリと小物の撮影をする方は注意したほうがいいでしょう。
詳しいレビューはこちらご覧いただけます!
LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH.(H-HS030)
こちらは名前の通り、本格的なマクロレンズとなります。
マクロレンズというのは接写を得意とするレンズのことで、このレンズは30mmという扱いやすい焦点距離でありながら、超近接した撮影が可能となっているのです!
どれくらい寄れるのかというと…
まさにマクロの世界。
小さな水滴の一粒一粒を鮮明に描写することができる世界観が変わること間違い無しのレンズに仕上がっています。
特に小物やアクセサリーを専門に撮影する方にはピッタリのレンズだと言えるでしょう。
気になる点としてはレンズの重量がややあることと、遠くの物を撮影する能力はほぼ無いということ。
マクロレンズでありがちな野鳥をアップで撮ることは焦点距離が短いので厳しいです。
あと、ピントが合うまでの時間もやや長いので決定的瞬間を撮影するのも難しいレンズだと言えます。
詳しいレビューはこちらからご覧いただけますので、興味のある方は是非ご覧ください。
OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mm F2.8 PRO
さて、個人的にはこのレンズが大本命です。
まずお値段ですが、先ほどのレンズ達とは違って一本約8万円ほどするやや高級レンズになります。
その代わり『ズーム,マクロ,画質,解像度,防水性』これら全てをオールA評価でクリアしている化け物レンズとなっているんです!
これは正真正銘の神レンズだと断言できるでしょう。
実際にこのレンズを使って撮影した写真がこんな感じです。
引き締まった色合い、カリカリの解像感、絶妙なボケ味、全域F2.8という集光性の高さ。
これら撮影に必要な要素が相まって、本当にクオリティの高い写真を撮影することが可能となっています!
ちなみにマクロ撮影も20cmまで寄ることができますのでしっかりと接写できます。
オリンパスさん、こんなレンズ出しちゃって本当に大丈夫?他のレンズ売れなくなっちゃうんじゃないの?って本気で心配になったレンズです(笑)
とにかくマイクロフォーサーズ機を使う方なら一本は絶対に持っておきたい神レンズとなっていますので、少しでも気になった方は是非詳しいレビューを御覧ください!
一応気になった点としては、レンズ自体の重さと大きさです。
レンズフィルターが62mmと大口径レンズとなっていますので、オリンパスPENなどのカメラボディが小柄なサイズをお使いの方だとアンバランスになるかもしれません。
出来れば一度店頭で試着してみることをオススメします。
まずは試着してみることがオススメ!
以上!小物やアクセサリーを撮影するのに最適なマイクロフォーサーズ交換レンズを4つご紹介してきました!
レンズはカタログ上で見るとよく似たスペックを見かけると思いますが、実際に使ってみると一本一本クセや得意な分野が違います。
気になるレンズがある場合は、是非一度試着して試し撮りしてみることがオススメです!
一般的な家電量販店ではレンズの種類が揃っていない場合もありますが、例えばカメラのキタムラではマイナーなレンズも中古品などで取り寄せてもらって試着させてもらうことも可能です。(買わなくても料金は発生しません)
このようなカメラ専門店を上手く利用して自分に合うお気に入りのレンズを探してみることがレンズ選びで失敗しない第一歩です。
本当に何を買えばいいのか分からない方は、カメラ担当の僕がオススメする「OLYMPUS M.ZUIKO ED 12-40mm F2.8 PRO」をぜひ一度つかってみて欲しいです。
とにかく何でもこなせるオールラウンダーなので、めちゃくちゃオススメですよ♪
レンズ選びでお困りの方は是非参考にしてみてくださいね!
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